内容紹介
本書は、
皇后陛下美智子さまの、日本赤十字社名誉総裁のご就任25周年を記念して、
日本赤十字社(日赤)が作成した、ご功績集です。
世界の赤十字の一社として、日赤は紛争、災害、病気などで苦しむ人々を救うため、
多様な支援活動を行っており、皇室は創立以来、その活動を支えてこられました。
歴代の皇后陛下のご遺志を受け継がれ、美智子さまも皇太子妃殿下時代より50年以上に渡り、
苦しみの中にいる人々のもとに駆けつけ、いたわり、寄り添う、慈しみに満ちたご活動を続けておられます。
80枚を超える日赤所蔵の貴重なお写真とともに、御心のこもったお言葉や御歌を掲載しました。
出版社からのコメント
被災地に駆けつけられる皇后陛下のお姿は、誰もが目にしたことがあると思いますが、
宮内記者会の質問に対する文書ご回答や、日赤・近衞忠煇社長の談話、御歌などを重ね合わせると、
写真だけではうかがい知ることができない、深い慈愛のお気持ちが伝わってきます。
日赤への初めてのご訪問、一人のボランティアとして裁縫奉仕の活動に参加なさるご様子など、
副総裁時代の写真も数多く掲載しました。
東京パラリンピックへの深いご理解や、愛・地球博への赤十字の出展に尽力された経緯など、
あまり知られていないエピソードも紹介しています。
内容(「BOOK」データベースより)
皇后陛下美智子さまの傘寿を記念して。日本赤十字社所蔵の貴重な写真と、励ましのお言葉を集大成しました。慈愛に満ちた御心が全編に溢れています。
著者について
発行 日本赤十字社
アンリー・デュナン(スイス人:第1回ノーベル平和賞受賞)が提唱した
「人の命を尊重し、苦しみの中にいる者は、敵・味方の区別なく救う」ことを目的とする組織。
ジュネーブ条約(負傷者や戦争犠牲者保護などを目的とする)に定められた
「赤十字」をその標章として掲げて活動する、国際赤十字・赤新月社連盟(189カ国)の1社。
西南戦争における負傷者救護にはじまり、国内外の災害救護、医療、血液、社会福祉などの事業、
救急法の普及、青少年赤十字、ボランティア活動など、幅広い分野で活躍し、現在に至る。
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