Core Kyoto 京の油 ~都うるおす 潤滑のしずく~ edit
[BS]
2024年12月11日 午後11:35 〜 午前0:05 (30分)
都に文物が集積する中で、油は多様な形で人々の暮らしを支えて来た。食用や鬢付け油などの化粧品、木材を守る建築塗料など、京都で発展した油文化の今昔をひもとく。
都に文物が集積する中で、油は多様な形で人々の暮らしを支えて来た。鎌倉時代には大山崎に油座が置かれ、神仏に供える灯明用の貴重な油が京都で作られた。江戸時代になると食用はもちろん、鬢付け油などの化粧品や木材を守る建築塗料としても使われるなど、油の活用法が広がっていった。時代を超えて今、風味豊かな食用油を追求し、搾り粕のリユースを行う京都人もいる。今回は、古都で発展した油文化の今昔をひもとく。
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