テレメンタリー2022「“3.11"を忘れない87 家族になった被ばく牛~11年目の決断~」
テレビ朝日
3月6日(日) 04:30〜05:00
福島第一原発事故によって殺処分の対象となった「被ばく牛」を生かし続ける夫婦がいる。しかし繁殖農家として再開するために、牛を処分しなければならない時がやってきた。
東京電力福島第一原発事故により、被災した多くの人が先祖から受け継いだ土地を手放した。国は第一原発周辺の自治体などに避難指示区域を設定し、住民の立ち入りは禁止された。避難指示区域内で飼われていたいわゆる「被ばく牛」などの家畜は安楽死させるよう国から指示され、多くの農家は泣く泣く殺処分を受け入れた。
そのなかで、被ばく牛の命を守り飼い続ける夫婦がいる。出荷も繁殖も認められていない被ばく牛。しかし、どんな命にも生きる意味はあるー。「牛は、家族」。原発事故により深まった、夫婦と被ばく牛との家族の物語ー。
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