Medical Frontiers「脂肪細胞で脂肪を燃やす」 [BS1] 2022年01月22日 午前4:30 ~ 午前4:59 (29分) 万病の原因とされる肥満は解消することが難しい。そこで、世界の科学者が注目しているのが「脂肪を燃やす脂肪細胞」の存在。その正体に迫る。 世界保健機関によると、世界では１９億人を超える人が過体重か肥満だと推計。肥満の原因となるのは、脂質を内部にため込む「白色脂肪細胞」だ。ところが、この脂質を燃やすために働く脂肪細胞の存在が明らかになった。それが「褐色脂肪細胞」。こうした世界の脂肪細胞研究の礎となる発見をしたのは、北海道大学の研究者だ。褐色脂肪細胞がどのように脂質を燃やすのか、そして肥満の解消につなげることができるのかを探っていく。