鉄道伝説 第79回「JR東日本 山形新幹線「つばさ」400系」
BSフジ
12月25日(土) 12:00〜12:30
鉄道の歴史・伝説に迫る人気番組、第7シーズン。今回は「山形新幹線「つばさ」400系」の伝説に迫る。
第79回「JR東日本 山形新幹線「つばさ」400系 ~在来線に乗り入れろ!日本初のミニ新幹線~」
平成4年から22年まで、およそ18年に渡り東京~山形・新庄間で活躍したJR東日本の「山形新幹線 400 系」。東北の大地を駆け抜ける 近未来的なシルバーの車体。白を基調としたデザインが多い新幹線の中で、このシルバーメタリックの新幹線の登場は新しい時代の到来を予感させた。この山形新幹線400系には新幹線を在来線に乗り入れるという構想があった。
通常、新幹線と在来線とでは2本のレールの間隔、軌間が異なるため、どちらかの車両を異なる線路に乗り入れることは出来ない。その概念を打ち破り、車体は在来線サイズの小型ながら、新幹線幅の線路も走ることを可能としたのが山形新幹400系、いわゆる“ミニ新幹線"だった。その背景には、新幹線が通っていない山形県の利便性を向上させたいという開発者たちの熱い願いがあった。
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